投稿の全削除は悪いことのように捉えられがちだ。しかし過去に区切りをつけ心機一転して新しい環境に適応しようとする、そんな前向きな全削除も多いと思う。黒歴史化した過去の投稿は、成長の残滓とも言えるだろう。
費用対効果(コスパ)や時間効率(タイパ)が重視されるようになって久しい。このような効率主義とは決別するべきだと最近の私は強く思うのである。
次世代により多くの遺伝子を残す方向に遺伝子プールの淘汰圧は働く。この方向は人間個人の幸福を最大化することを目的としていない。人間の幸福は淘汰圧と関係のない中立的な遺伝子によるところが大きいのではないか、という話。
周囲を見渡してみると、幸せな結婚生活を送っている人はそれほど多くはない。なぜ人は客観的事実を無視して、結婚したら幸せになれると思うのだろう。
日常に喜びを感じる機会が多いほど幸福度は上がる。そうなるためには日常の解像度が高い必要がある。言い換えると幸福の感度が高い必要がある。
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