名作アニメのリニューアルは声優交代した方が良いように思う
去年(2022年)、スラムダンクの映画が公開された。公開前はアニメの声優を起用しなかったことに批判が多く見られた。ただアニメ終了から26年も経過しているし、声優は交代して良かったのではと思う。
先日ネットフリックスで2019年公開のシティハンターの映画を観た。時代設定は2019年当時の新宿が舞台だが、香の幼馴染として新登場するキャラクターを26歳と紹介する場面がある。よって主要な登場キャラクターは当時の年齢のままという設定のようだ。
主要なキャラクターはアニメの時と同じ声優を起用した。冴羽リョウを演じた神谷明氏は70代、槇村香の声優も60歳。さすがに30代、20代を演じるには無理があったように思う。
外見が2〜30代なのに、声が50代のおじさん、おばさんのように感じる場面が度々あったというのが正直なところ。海坊主は全く違和感はなかったけど(笑)
スラムダンクの方はまだ観ていないが、当時と同じ声優を起用していたら同じ印象を持ったと思う。
ただレビューサイトで映画シティハンターのレビューを見ると、このことに言及する人は少ない。むしろ同じ声優陣であることに肯定的な懐かしさを感じている人が多かったようだ。
とはいえ声優交代に批判が多かったスラムダンクも、公開されると好評に転じた。今後もコンテンツとして寿命を伸ばすなら、若い人を起用した方が良かったのでは、と個人的に思う。
宮野真守なら冴羽リョウに合うと思うし実際観てみたいなあ。