秋元康とAKBが暗黒時代から救ってくれた
今の若い女性の多くは黒髪で眉毛も細く剃ったりしない。質素で清楚な服装の人も多い。振り返って私が20代だった2000年当時は暗黒時代だったように思う。
眉を剃り茶髪、日サロで肌を焼く。渋谷に溢れるギャルたち。当時は日本人女性たるもの黒髪であるべきとか思わなかったし、むしろそういう大人たちの束縛を嫌う側にいた方だ。私も肌を焼きダボダボの服装をしていた(笑)
ただ今の状況になって、やっぱり日本人は黒髪で眉も細くしない方がいいなあと思う。今の子達の方が質素ながら洗練された感じがある。
こういったターニングポイントはやはりAKBであろう。元々は秋元康自身が自分がファンになって応援したくなるようなアイドルグループを作りたいというのが結成の理由らしい。
秋元康自身、当時の女性のファッションに不満があったのかもしれない。私はアイドルには全く興味がないが、今になって思うと秋元康のAKBがターニングポイントだったのだと思う。暗黒時代は終わったのだ。
ちなみにコロナ禍の最中によく見かけた、赤いアイシャドウに黒マスクのファッションは個人的にツボだった。ある時電車で、上下黒のデニム、ジャケットには拘束ベルトのような装飾があり、パンツはダメージ加工、黒マスクに赤いアイシャドウという出立ちの女性がいた。アニメやゲームの世界から出てきたようだった。