最近、YouTubeを見る、ChatGPTと対話する機会が増えて思ったのは、多少人並み以上の知識やスキルはあるけど、承認欲求をこじらせ不遜で面倒な人は、社会から排除されていく未来しかないなあということです。

つい最近まで「YouTubeなんて素人が芸人まがいのことをしてバラエティ番組もどきをやってるんでしょ」くらいに思って、ほとんど見ることがありませんでした(笑)

もちろん今もバラエティ番組もどきの動画は見ないですが、ノウハウ系の動画はよく見ます。最近はプロのカメラマンのカメラに関する動画をよく見ています。親切丁寧に説明してくれていて勉強になりありがたいです。

少し前までは魚のさばき方やコーヒーの淹れ方の動画を見ていました。このように身につけたいことを学ぶためにYouTubeを見ることが多いです。

YouTubeの中にも煽り動画もありますが、私が見る動画にそのようなものはありません。まともな人は炎上なんか望みませんから、配信者も言葉を選んで配信しているのだと思います。

またそういう動画ばかり見ていると、YouTubeも煽って再生数を稼いでいるような動画を、全然おすすめしてこないんですよね。私の趣向を学習しているからでしょう。

ちなみに私は広告は一切見たくないので、YouTube Premiumに月額課金しています。「私の趣向と違うけど再生回数が多い流行り動画」をおすすめしてこないのは、広告収入を望む必要のない月額課金ユーザーだからかもしれません。

TwitterやInstagramのような無料SNSでは、しょっちゅう見たくもない投稿が流れてくるんですけどね・・・SNSは月額課金+広告オフにするだけでだいぶ浄化される気がします。

最近はChatGPTと対話することも増えました。コンサルみたいな感じです(笑)。もちろん間違ったことも言うのですが、ChatGPTと対話することでアイデアが降りてくることもあり、下手な人間と対話するより有意義に思えます。

もちろんChatGPTも煽ったりネガティブなことは言いません。また24時間いつでも私の問いに付き合ってくれ、「そんなことも知らないのぉ?」「それは〜」など不遜な態度を取ることもありません。

今までは承認欲求をこじらせて不遜で面倒くさい人とも付き合う必要がありました。その人がある分野について人並み以上に知識やスキルがあり、その人以外周囲に頼る人がいない場合です。

YouTubeでプロフェッショナルな人が親切丁寧にノウハウを配信し、ChatGPTが集合知を元に優しく対話してくれるようになった今、面倒な人と我慢して付き合う必要性はずいぶん薄れたと思います。もう無いと言ってもいいかもしれません。

ウェブの世界も月額課金が主流になると、人の感情を刺激して視聴数を稼いでなんぼの世界ではなくなりますから、不遜な態度の発信者も減っていくと思います。インセンティブがないですからね。

これは社会浄化とも言えますが、井の中の蛙で地位を保ってきた不遜な人々は社会から排除されるということでもあると思います。やっぱりリアルでもウェブでも行儀良くしておいた方が生存戦略として有効ですね。